髪が痩せるって、実際どういうこと?

年齢とともに「髪が少なくなってきた」という声が多く聞かれますが、
これ実は実際に髪が少なくなっていることに加え、
髪の毛が老化により「細く」なっている現象もあるそうです。

では一体「髪の毛が細くなる」とは、
髪がどういうことになっているんでしょうか。

まず、遺伝的な問題があります。
それ以外では、通常は成長した毛髪が細くなることはないそうです。


「壮年性脱毛症」というのが起こってしまうと毛周期が短くなり、
髪の毛が通常の太さまでに成長する前の細い段階で抜け落ちてしまうため、髪の毛が細くなったと感じることがあるそうです。

でも、体重を気にして極端なダイエットをしたりすると、髪の毛を作る元となるタンパク質の摂取量が不足してしまったり、血液中の亜鉛(あえん)の量が激減するために、髪の毛の形成に必要不可欠な体内でのタンパク質の合成がうまくできず、髪の毛が細くなってしまうことがあるそうです。

過度なダイエットは生理不順やめまいのほかに、
髪の毛まで細くしてしまうんです。コワイ!


このことは老化にもつながります。
体の老化で、髪の毛に必要なたんぱく質が形成されにくくなってくるので、髪の毛に十分な栄養が届かなくなってしまうのですね。


そして髪が細くなる原因としては食生活も影響するそうです。
しかしこれも絶対というデータは存在しないので、
気休め程度にしかならないでしょう。


ちなみに髪のために食べておいた方がよさそうな食品は、
良質のタンパク質(大豆、魚など、毛髪に必要なビタミンE(緑黄色野菜など)、C(ミカン、トマトなど)。
特別な食材ではないのですぐ手に入りますね。


「髪に悪い食べ物」
というのは特別ないそうです。
食材よりも、体全体の健康に気を使って良質のたんぱく質や、
野菜、肉、乳製品などふつうにバランス良くとって、
健康な体を維持するのが髪にとって最善の食生活のようです。